スノーボードユキスキ 17号
2008.2.1 Vol017 コンテンツ ※このページは2008年当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください
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ECO RIDERを目指せ!!
スイッチブラインド360 パート2
前回やった、スイッチブラインド360は先行動作をかけるタイミングで回転のすべてが決まってしまうということは理解できた?で、とうとう最終回となってしまった今回は、その後の抜けからランディングを解説しよう。ブラインドは、見えない方向にまわすので、最初は多少怖いかもしれないが、思い切ってチェレンジしてみよう。意外に見えないからやりやすいかもね
抜けるタイミングに合わせてアゴを引くようにしながら、背中を引き上げながら踏み切っていくと高さが出る
ブラインドのスピンは、抜ける時に背中を進行方向へもっていくような意識が大切だけれど、もっと高さを出したいならさらに背中全体を引き上げていこう。一気に踏み切りから引き上げるように意識すると、下半身もそのまましっかりついてくるから、後はヒザを引き上げてやるだけでと空中で安定するし、高さも出していけるんだ。もし背中を引き上げるイメージがわからなかったら、両腕のヒジと肩を引き上げてみよう。また、アゴを引くようにしてテール側の足元を見ることで、ボードを中心にした軸を作ることができるから、スムーズにスピンしていく。踏み切りがうまくいけば、あとは低い姿勢をキープして、回転の流れを確認するように飛んでいく方向を見る。これがスムーズに回るためのコツだね。
ただ単にローテーションをかけて抜けるのではなく、抜ける瞬間にリップを見るとスムーズに空中に出ることができる
アプローチからリップを見続けながら、抜ける時もそのままキッカーのリップを見続けることもブラインドのスピンには必要だ。抜けでリップを見られるってことは、先行動作もしっかり入っている証拠。そして、見ることができるとその後空中で体を小さくしていけるんだ。もし抜ける時にリップを見ることができなかったら、ブラインド180で解説したように、アゴを引くようにしてテール側の足下を見てみよう。抜けたらすぐに、脇の下からランディングをのぞくように見ていくといいだろう。ランディング地点を確認したら、すぐにボード越しに雪面を確認しながら、今自分がどの位置にいて、どのくらいボードが回っているか確認することも大切だ。ボードが180度回ったら、完全に前が見えるから、そこからボードがフラットになるように意識して、体をかぶせ気味にオープン180の要領で着地していこう。もし、ランディングで回転が足りないようだったら、下半身を使ってボードのノーズを進行方向へ合わせてやるいいだろう。
Photographs: Katsumi IWATA
Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場
(プロフィール)
高橋成明(たかはし・しげあき)
05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。