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スノーボードユキスキ 15号

ユキスキVol015 新年は御節食うよりパウダー食い

2008.1.1 Vol015 コンテンツ ※このページは2008年当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください

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高橋“シゲ”成明(たかはし しげあき)のスピンしようよ!

スイッチのブラインド180 パート2

キッカーまでのライン取りと、エッジ操作が理解できたら、今回は抜けからランディングまでを解説しよう。ブラインドは、見えない方向にまわすので、少し怖いかもしれないが、やってみると意外に簡単なもの

ローテーションは、背中を少しだけ進行方向に向けるようにしよう。見えないからといって極端に肩を回さない

ライン取りからリップを抜けるまではほとんどストレートと一緒。といっても「見えない方向に180回転する」とどうしても思ってしまうので、回転する方向と逆に肩を大きく回しがちになるから注意しよう。考え方としては、アプローチで少しだけ前の肩を開くカウンタースイングから、抜けで前の肩をブラインド方向に少しだけローテーションさせて空中に出て行くこと。背中を進行方向に向けるように、左脇腹を雑巾のようにしぼる感覚で少し肩を回していく感覚だ。そしてこれに合わせるように、両手の平は体の外に向けて小指が胸側、親指が背中側にくるようにしながら、一気に後ろの腕を伸ばしたまま、ヒジと手の平が真上を向くまで腕を後ろに引いてオーリーしていこう。これだけで空中で下半身は90度以上回転するはずだ。

着地で「進行方向側の肩は着地時には絶対に開かない」ということを意識することが大切

空中に出たら下半身をしっかり引きつけ、ボードのトゥエッジ越しに雪面を見ながら、着地までの高さや時間をチェックすることが大切。空中では余裕があれば、雪面をチェックしながら、自分の板が見えていたりアプローチしてきたところ見ているのが普通だ。そして、エアの最高到達点を過ぎてから着地までの間に、脇からランディング地点をチェックしながら、ノーズが進行方向に向くように下半身をねじって、ボードを雪面に合わせるようにランディングしていこう。ランディングで大切なのは、両腕は下半身と逆方向に戻しながら右腕は真下に向け、左腕は背中側へ向けることで回転の惰性を止めること。着地する時は進行方向を見ないことも大切だ。着地の後自然と顔を進行方向に向けていくけれど、肩は進行方向に開かないこと。よくある失敗は、着地で一気に進行方向を見てしまい、それにつられて方が前に開くため、ボードがずれてしまうこと。これを防ぐためには、視線を注意することは当然だが、「進行方向側の肩は着地時には絶対に開かない」ということを意識してトライしていこう。

Photographs: Katsumi IWATA

Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場

(プロフィール)

高橋成明(たかはし・しげあき)

05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。