スノーボードユキスキ 9号
2007.7.16 Vol004 コンテンツ ※このページは2007年当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください
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ECO RIDERを目指せ!!
OPENSIDE 360 PART 1 オープンサイド360 パート1
さあ今回はいよいよオープンサイド360だ。オープンサイド180より180度多く回すけれど、その分着地がスイッチじゃなくなるから、思い切ってチャレンジできるんだ。
アプローチでは、前の肩を回転と逆方向にねじるカウンタースイングを軽く入れていこう
アプローチでオープンサイド180と違うところは、少しだけ前の腕と肩を後ろに引いたカウンタースイングを入れること。この時、後ろの腕を好方向に引くと、それにつれて前の肩もスムーズに引くことができる。僕の場合は、抜ける場所を決めたら通常キッカーのフラットなところで少しだけヒールエッジに乗ってキッカーを上っていきながら、少し後ろに体の軸を傾けて後ろ足の太ももに重心を移動して踏み切りに備えている。そして、両足のまん中にリップが差し掛かるタイミングで、ローテンションをかけながら踏み切っている。前足を引き上げながら後ろ足でリップを蹴ると、全身を使って飛ぶパワーを上に効果的にリリースできるんだ。上半身の先行動作が抜ける前に下半身に伝わると、軸やエッジのずれが出るので安定した抜けができなくなるから注意しよう。また、上半身だけで飛ぼうとすると体の軸が大きくズレ、縦回転のようになってしまうから、上半身と下半身は別の動きをするけれど、この動きを同時に行なうということを意識することが大切なんだ。
空中に出た瞬間、前の腕が後方を指すくらいの素早いローテーションをかけていこう
踏み切りからその直後にかけての姿勢は、180より強くて速いローテーションをかけているから、抜けの瞬間では胸が真正面を向いている。そして、空中に出るのと同時に前腕は後方を指し、後ろ腕が進行方向に少し向いているんだ。しかも、すでにボードも完全に180度回っている。ここで頭に入れておきたいのは、ボードが雪面から離れてしまったあとではボードが雪面についていなから、体で回そうとしても無理があること。何度も言うように、スピンはこのローテーションの強さと速さで回転数が決まってくるんだ。自分がやりたい回転数を考えないで、闇雲にローテーションの勢いだけで回すと、エアをコントロールすることができなくなるから、どのくらい回るかというローテーションの強弱は何度も練習して覚えていくしかないね。
Photographs: Katsumi IWATA
Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場
(プロフィール)
高橋成明(たかはし・しげあき)
05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。