スノーボードユキスキ 8号
2007.9.15 Vol008 コンテンツ ※このページは2007年当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください
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All Mountain Riderを目指せ
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ECO RIDERを目指せ!!
オープンサイド180
今まで各号やってきたカウンタースイング、ローテーション、ライン取りを再度読み直して、さあキッカーに入ってみよう。まずは、いちばん回転数が少なく、前方が見えやすいオープン180から始めよう
オープン180のカウンタースイングとローテーション
ストレートエアの要領でアプローチ。前の腕といっしょに胸が進行方向に90度くらい開くローテーションをかけて抜けていこう
オープン180はスピントリックといっても、抜けで大きな回転力をつけなくてもいいから、アプローチはカウンタースイングをほとんど入れないストレートジャンプとほぼ同じになる。つまり強くヒールエッジをかけるような抜けは必要ないってことなんだ。抜ける時は、ほぼストレートジャンプと同じように、ボードがリップに対して垂直なラインを意識しながらアプローチすることが大切。キッカー手前のフラットな部分から徐々に低い姿勢になり、キッカーを上りはじめたら体の軸を少し後ろに移動して、後ろ足で体重を支えながらリップのほんの手前から少しずつ上半身を進行方向へ向けてこう。そしてリップから抜ける瞬間、上半身が飛ぶ方向に対して90度くらいになるくらいのローテーションをかけていこう。踏み切りは、前足を引き上げながら後ろ足のヒザを伸ばし、思いっきり後ろ足で雪面を蹴って空中に出て行こう。スムーズに踏み切れると、それだけでピークで自然に下半身も90度回転している。この時、ボードはエッジをかけないでフラット気味に抜けるのが基本だね。
踏み切りでスピンするためのローテーションを入れたら、回りすぎないように着地寸前で上半身を少し逆に回そう
オープン180は、ローテーションをかけすぎると下半身が回りすぎてしまうから、上半身を90度以上開かないことが大切だ。ローテーションがうまくかけられれば、あとは自然とボードが回っていくから、そのままヒザを抱え込みながら後ろ足と前足を入れ替えるイメージをもちながら、飛んでいく方向と斜面にテール合わせるようにスピンをコントロールしていこう。同時に空中でボードが180度回ってきたら、それ以上回りすぎないように、上半身を少し逆に回そう。胸はほぼ真正面かスイッチのライディングの基本フォームの状態が理想だ。この時、腕を逆に振るだけでも確実に着地していけるはずだ。着地では、前にくる肩を少しかぶせ気味にして、フェイキーでトゥサイドターンする感じにすれば、着地後も安定してすべっていけるんだ。
Photographs: Katsumi IWATA
Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場
(プロフィール)
高橋成明(たかはし・しげあき)
05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。