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スノーボードユキスキ 7号

ユキスキVol007 夏が過ぎ、風あざみ、私の心は、スノーボード模様

2007.9.1 Vol007 コンテンツ ※このページは2007年当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください

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高橋“シゲ”成明(たかはし しげあき)のスピンしようよ!

ライン取りと、スピードコントロール

4号でやったライン取りのイメージもう一度確認したら、今度は実際にアプローチから飛び出しまでどのようなラインを取ればいいか、そして大切なスピードコントロールをどこでどのようにやればいいのかをしっかり身につけよう

リップから抜けていく場所をキッカーの真ん中に設定して、カービングターンしながらそこに入ることを想定しよう

リップから飛び出す場所を点で決めておこう。無理矢理そこを通らなくてもいいので、その辺りをイメージしておくことが大切だ。飛び出す場所からまっすぐ手前の1〜2mくらい左側(レギュラースタンスの場合)の場所を通過していこう。ここを通過する前はトウエッジで,通過した後はヒールエッジです。慣れないうちは、エッジの切り換えの時間を長めに取るために、フラットでつないでもOKだ。キッカーを上り始めるあたりから、ヒールエッジに乗り替えていく。ヒールエッジに乗ってからは、飛び出そうと思っている点を目指してリップを右斜め上に向かって上っていく。この時、全回でやったボードコントロールの要領で、テール側のヒールエッジを立てて、ノーズ側のテールエッジを立てないように寝かせ雪面とボードが面で接するように意識しよう。そして、後ろ足に重心を移動してオーリーの準備をする。前足に乗りすぎると、まっすぐよりも余計にカーブして斜めの方向に飛んでいくので注意しよう。後ろ足6前足4くらいのイメージでアプローチしていくといいだろう。

アプローチでは闇雲にスピードを出しては危険。そのキッカーの大きさに合わせたスピードに調整することが大切

ワンメイクではスピードコントロールがメイク率を大きく左右させることを覚えておこう。効果的なスピードコントロールを身に付けるには、まずはアプローチで出過ぎてしまったスピードの落とし方をマスターしておこう。減速は、アプローチの平らなところよりも前の下りのアプローチで、しかもアプローチでの早い段階で減速動作を終了させておくと全体の流れがスムーズにいくんだ。キッカーの直前になって減速の動作を入れてしまうと、イメージ通りのライン取りが無駄になってしまう。つまり、キッカーで減速の動作を入れると、まっすぐにリップに入っていけないんだ。減速は、テールを左右に2〜3回ドリフトさせて、すぐにまた基本のポジションをとり、イメージしているラインに戻ることが大切だ。それとここで大切なのは、ワンメイクの経験がないのにいきなり大きなキッカーに入っていくのはやめよう。パークには、初心者用のキッカーがあるから、それから始めて徐々に大きなキッカーにチャレンジしよう。キッカーに入るスピードは、実際に飛んでみないとわからないところが多いけれど、人のすべりを見て、そのスピードを参考にしていくのもひとつの手だ。

Photographs: Katsumi IWATA

Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場

(プロフィール)

高橋成明(たかはし・しげあき)

05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。