スノーボードユキスキ 6号
2007.7.16 Vol006 コンテンツ ※このページは2007年当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください
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やっぱグラトリでしょ
ギア最前線001
スピンしようよ!
ショップ訪問・トリビアの雪
もっとカービング
Close Up Rider
THE DRAMKAN TRICK 百科
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All Mountain Riderを目指せ
世界クルルン紀行
スタイル大魔神
ギア最前線2 FLOW
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ECO RIDERを目指せ!!
スピンするためのオーリーをグランドで確認しよう
前回やったライン取りのイメージができてもすぐにキッカーに入らず、ゲレンデで踏み切りポイントを決めて、そこで確実にヒールエッジをかけながらオープンスピンのためのオーリーを練習しよう
オーリーはジャンプするためには必要不可欠なテクニック。まずはスピンのためのオーリーを体にたたき込んでおこう
ヒールエッジを使ったオーリーをグランドで練習しよう。キッカーでオーリーの動作を行なう時間は、ボードの中心部分がリップ(飛び出し口)に着いてから離れるまでの一瞬。そのイメージを頭に入れながら、全体の流れをグランドで確実に体に覚えさせていこう。準備姿勢では、重心を低くしながら前の腕をスピンと逆の方向に少し入れ、後ろの腕を背中側に引いていこう。踏み切りのポイントに来たら、右足の太ももに体重をのせながら、左胸でリードして両腕を力強く回転方向に振り、肩のラインがボードと平行になったところでオーリーを始動させていこう。この時、両腕は肩と同じ高さまで上がり、前足が先に伸び始めるが右足はまだ曲がった状態だ。そこからあごを引き、右足でテールを強く蹴って、同時に左足は全開に伸ばしながらボードのノーズを宮中に引っ張り上げよう。右足で蹴るタイミングは、右手の甲が右膝を通過した直後くらい。蹴り終わった時には、右腕が肩と同じ高さまで上がり、胸が完全に真正面を向いているはずだ。とにかく、スピンのためのオーリーは、振られた腕の勢いで肩を引き上げながらオーリーすることが大切だ。空中では、そのままヒザを引きつけていこう。オーリーは一瞬の出来事なので、最初はボードを付けないで、腕・肩・下半身の動きを体に覚えさせると、雪上でも自然と体が反応してくれるはずだ。
ヒールエッジを使ってオーリーする場合、前足はエッジを意識し、後ろ足はテールで雪面をとらえることをイメージしよう
前足はノーズ側のヒールエッジを立てるために足首とヒザを深く曲げよう。足の指全体を思いきり持ち上げる感じだ。足の甲でバインディングのストラップを持ち上げるようなイメージをもつといいだろう。土踏まずをピンと張って、同時にすねの筋肉に力が入っているとベストだ。後ろ足はテール側のヒールエッジを寝かせるために、親指のつけ根でトウエッジを思いきり踏みつけよう。この時、足首とヒザは前足よりも少し伸びているくらい。腰を軽くノーズ側に押し出すようにして開き、前足のつま先を引っ張るのを助けていくとうまくいく。
テールキック/真っすぐ上に向かって伸び上がりながら右足で思いっきり雪面を蹴っていこう。空中に出たら、素早く両ひざを上半身に引きつけていくと、体の軸もボードに対してまっすぐに戻っていくんだ。
オーリー始動(下半身)/準備姿勢の状態から、さらに重心をテール側に移動。これと同時に、ノーズを雪面からできるだけ浮かせていこう。つまりテールプレスの要領だ。この時前ヒザは思いきり伸び、体の左側も伸びているはずだ。少し斜め後ろに体の軸が倒れるくらいがベストだ。 右足はまだ深く曲がっていて、太ももに体重がぐっとかかっているはず。
準備姿勢/両手がヒザの下まで下がるくらい姿勢を低くしよう。この時上半身の力は抜いてリラックスして、下半身はとくに後ろ足の太ももに体重をしっかり乗せる。体の中心線が、スタンスの真ん中から、後ろのバインの上あたりまで平行移動すればOKだ。この時は前ヒザがやや伸び、後ろヒザは深く曲がっている。少し斜め後ろに体の軸が倒れるくらいが丁度いい。
Photographs: Katsumi IWATA
Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場
(プロフィール)
高橋成明(たかはし・しげあき)
05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。