スノーボードユキスキ 5号
2007.8.1 Vol005 コンテンツ ※このページは2007年当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください
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ECO RIDERを目指せ!!
アプローチは、浅いカービングターンは必須
ヒールエッジで抜ける場合は、アプローチで浅いフロントサイドのカービングターンから、浅いバックサイドのカービングターンへと切り替えて抜けていこう
ボードがフォールラインを向いた時点で抜けていこう。この時、右側に極端に飛び出しそうなら左向きになるようにアプローチして、少しずつ飛びたい方向に飛び出せるように反復練習することも重要だ。それとターン弧の大きさを、キッカーの大きさに合わせて調節していくテクニックは、繰り返し練習することで克服できるはずだ。
前の肩を回転方向とは逆に引くカウンタースイングを入れながら、抜けようと思っているリップを目指して上っていこう。
下りのアプローチからフラットなアプローチに差しかかったら、トゥエッジからヒールエッジに切り替えて浅いバックサイドターンに入る。この時、減速となるような強いエッジングで切り替えるんじゃなくて、トゥからヒールへと「パタッ」という感じで素早くエッジを切り替えていく。
まず、抜けるところをリップの真ん中にイメージ。充分なスピードがつくまでは直滑降。途中で「スピードが出過ぎているな」と思ったらスピードコントロールし、下りのアプローチの後半の部分で、トゥエッジに乗りながらターン弧の浅いフロントサイドターンをしながら、抜けようと思っているリップのポイントに斜めに向かっていこう。
バックサイドターンでキッカーを上っていくけれど、その時のポジションで抜けのすべてが決まる
アプローチでのカービングターンといっても、“ボードはほとんど横にならず、ノーズが常にフォールラインを向いている”イメージだ。簡単に言うと、ノーズが進行方向へ向いたままカービングしている感じ。だから、自然とターン弧は浅くなるんだ。みんなもこのすべり方は、斜度がほとんどないようなところでターンしたり、直滑降しながら微妙に進行方向を変える時にすでに自然に使っているはずだね。で、重要なのが上りの時のポジション。腰の位置を少しだけ下げながら体の軸をテール方向に移動。後ろ足の太ももに力が入るくらい曲げて、前足はヒザが軽く伸びるくらいの位置だ。ノーズがよく見えるはず。真横からのポジションは写真のように、テール側の足首、膝、耳を結んだ直線が、ボードと垂直になるはずだ。この時、両ヒジを背中側に向けて、前の腕のヒジを軽く伸ばしながらカウンタースイング(回転数で入れる強さは異なる)を入れ、後ろ腕のヒジを軽く曲げてやると、上半身が引き締まって安定するはずだ。後ろ足の太もも、前の脇腹、両腕の上腕の裏側の筋肉が軽く緊張するはずだ。背筋と肩をリラックスさせて、気持ち猫背になるくらいがベストだね。
Photographs: Katsumi IWATA
Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場
(プロフィール)
高橋成明(たかはし・しげあき)
05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。