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スノーボードユキスキ 創刊号

ユキスキ創刊号(Vol001)スノーボードの楽しさ満載の新感覚情報誌がついに創刊!

2007.6.1創刊号 コンテンツ ※このページは2007年創刊号当時のコンテンツをそのまま掲載しています、一部リンク切れなどがございますがご了承ください

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高橋“シゲ”成明(たかはし しげあき)のスピンしようよ!

#1 キミは、時計回り、反時計回りのどっちが得意?

自分に得意な回転方向の練習で、スピントリックをマスターしよう!次のシーズンまでは先は長いから、室内ゲレンデなどで練習するといいだろう。でも、ただすべっていてもなかなか上達しないから、テーマをもって練習しよう。そこで今回の練習テーマは「同じ回転方向のスピンをマスターしよう」というもの。自分に合ったスピンの方向を確認して、そこからどんどんステップアップしていこう!

メインスタンスで苦手の回転方向に回すより、スイッチスタンスで得意な回転方向にスピンするほうが上達は速い

キッカーではメインスタンスによるスピン=簡単、スイッチスタンスによるスピン=難しい、と思われていることが多いようなきがする。でも、フェイキーライディングが完璧に出来ることを前提として、きれいに整備されたキッカーでスピンする時には多少違ってくると思うんだ。人には元来右利きや左利きがあるのと同じように、スノーボードの回転方向にも得意不得意があると思う。大まかにいうと、時計回りと反時計回りで得意不得意が出てくるということ。時計回りとは右回りのブラインドやスイッチオープン(以下キャブ)、反時計回りとは左回りのオープンやスイッチブラインドになる(グーフィーの人はすべて逆)。つまり時計回りが得意な人ならブラインドやスイッチオープンが得意で、反時計回りが得意な人ならオープンとスイッチブラインドが得意となるはずなんだ。

メインスタンスで苦手な方向に回すより、得意な回転方向のスイッチスピンを練習しよう

時計回り・反時計回りをベースにしてスピンの難易度を解析すると、時計回りが得意な人は、同じ方向のキャブ→ブラインドから、逆回転方向のオープン→スイッチブラインドの順で難易度が上がり、反時計回りが得意な人は同じ回転方向のから、オープン→スイッチブラインドから逆回転方向のキャブ→ブラインドの順で難易度が上がるはずだ。このように考えると、まずはメインスタンスで苦手の回転方向のスピンをやるより、得意の回転方向のスイッチエントリーのスピンをやるほうが、自分に向いていることになる。この考え方をもとに、シーズン前に室内ゲレンデなどで短期間に技を増やしたり、得意なスピンを伸ばして必殺技を手に入れたり、伸び悩みを解消していこう。

グランドトリックで、時計回りが合っているのか、反時計回りがあっているのかを判別してみよう

例えば室内ゲレンデなどで、シーズン中にやっていた時のことを思い浮かべながら、グランドトリックで自分の得意な回転方向を判別してみよう。とりあえずヒール側を使って踏み切るオープン180と、同じくヒール側を使って踏み切るキャブ180をやってみよう。どちらかがやりやすいと感じるはずだ。僕は今では、メインとスイッチの両スタンスで、オープンとブラインドのどちらのスピンも問題なくできるけれど、最初の頃はみんなと同じように、得意な回転方向と不得意な回転方向があったんだ。ちなみに、僕はこのグラトリの写真のように、反時計回りが得意。グラトリで自分の得意な回転方向が分かったなら、そこからキッカーを使って得意な回転方向の技数を増やしていこう。練習するトリックは、最初に説明した難易度に回転数を加味して考えると、オープン180→オープン360→オープン540→スイッチブラインド180→スイッチブラインド360の順に練習していくと効率がいいはずだ。逆の回転方向が得意な人は、写真を逆にイメージして練習してみよう。さぁ次回からは、実際にキッカーを使っての練習にはいるよ!!

Photographs: Katsumi IWATA

Special Thanks:札幌国際スキー場、サッポロテイネ スキー場

(プロフィール)

高橋成明(たかはし・しげあき)

05、06年2年連続 TOYOTA BIG AIRファイナリストの高橋“シゲ”成明。その卓越したスピンテクニックにより、日本のスピンマスターと呼ばれる。